ポータブルコーン貫入試験
ポータブルコーン貫入試験 ポータブルコーン貫入試験
ポータブルコーン貫入試験の説明です。

【説明】
 人力でコーンを貫入し, その貫入抵抗を求める静的貫入試験です。
貫入抵抗から,軟弱層の土層構成や厚さ,粘性土の粘着力等を簡易かつ迅速に調べることができます。
 この試験は,人力によってコーンを貫入させるため,やや硬い粘性土や砂層では貫入が困難となります。
また単管式は深くなるにつれてロッドの周面摩擦が大きくなるため,貫入深さは3〜5m程度が限界です。
これ以上の深さでは二重管式を用いる必要があります。 最近では戸建住宅の地耐力の判定にも用いられています。
このような背景から,ポータブルコーン貫入試験方法は, 1995年に地盤工学会の学会基準として初めて基準化されました